臨床検査技師の仕事は楽しいことばかりではありません。時には辞めたくなるような辛いこともたくさんあるんです。
こちらの記事では実際に働いている臨床検査技師から聞いた、仕事の評判や口コミを掲載しています。転職する前に仕事の悪い点やデメリットも知っておきましょう。「転職すべきか、このまま病院に残るべきか・・。インターネットで調べても、友人に聞いても、正直よく分からない!!どうしよう??」そんな悩み深きあなたの転職活動の時に参考資料としてご活用ください。
病院・クリニックの臨床検査技師の評判・口コミ
良い点・悪い点ベスト3
病院・クリニックの良い点ベスト3
- 1位
- 専門性が高く、やりがいが大きい
- 2位
- 残業が少ない
- 3位
- 業務が幅広い
病院・クリニックの悪い点ベスト3
- 1位
- 給料が低い
- 2位
- 病院内での立場が弱い
- 3位
- やりがいがない
良い点の1位は専門性が高く、やりがいが大きいことでした。エコー検査などの専門性が高い分野で働いている臨床検査技師は、医師からも頼りにされることが多いなど、仕事に対して前向きに取り組んでいる人が多いようです。また、残業が少ないため、定時に帰られる点をメリットに感じている臨床検査技師も多いようです。他には業務の幅が広い点もメリットとしてあげる方も多いです。
悪い点の1位は給料が低いことでした。専門性が高い分野で働いている人は、それなりの給料をもらっている人が多いのですが、20代や採血・検体検査業務が中心となっている臨床検査技師は、仕事内容のわりに給料が低いという声が非常に多く聞かれました。そのため、3位にはやりがいが低い点がランクインしています。また、病院内での立場が弱いことをあげる臨床検査技師も多いようです。雑用係のように扱われている臨床検査技師からは、事務職より立場が低いなど、かわいそうな臨床検査技師もいらっしゃるようです。
病院・クリニックの臨床検査技師の評判・口コミ、良い点や悪い点など一覧
- 知識と経験を身につければ医師からも頼りにされる。
- それぞれの仕事の奥が深いため、知識と経験が豊富な臨床検査技師は医師からも頼りにされます。診断に関わる仕事のため、経験を積むとアドバイスを求められることも増え、医師との良好な関係を築きやすいと言えます。(病院・クリニックで採血・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 残業が少なく帰宅時間が早い。
- 看護師と異なり、定時で業務が終わることが多いと思います。休みも取りやすい傾向があります。家庭を持っている人には働きやすい仕事だと思います。(病院・クリニックで採血・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 仕事の奥が深い。
- 患者から「ありがとう、丁寧だね」や医師から「助かったよ、今後も頼りにしている」などと言われると臨床検査技師になって良かったと思います。(病院・クリニックで生理検査を担当する臨床検査技師)
- 専門的なスキルを習得できる。
- 細胞検査士として働いていますが、資格や知識があると周囲からも頼りにされ、やりがいも大きいと思います。(病院・クリニックで細胞検査を担当する臨床検査技師)
- やりがいが高い。
- 患者から「ありがとう、丁寧だね」や医師から「助かったよ、今後も頼りにしている」などと言われると臨床検査技師になって良かったと思います。(病院・クリニックで生理検査を担当する臨床検査技師)
- 幅広い業務に携われる。
- 仕事の種類が多いので、自分のしたい仕事を見つけられる可能性が高いです。(病院・クリニックで生理検査・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 食いっぱぐれる心配が少ない。
- 知識と技術をきちんと習得できれば、仕事が見つからないことは少ないと思います。結婚後もおパートであれば、いくらでも再就職が可能です。(病院・クリニックで生理検査・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 座って仕事ができる。
- 他の医療職と比べると、座ってできる仕事が多いです。そのため、年齢を気にする必要性は少ないと思います。(病院・クリニックで採血・生理検査・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 一人前になるまでがとても大変。
- 一人前になるまでがとても大変です。知識や技術を習得する機会がないと、淡々と日々の業務をこなすだけも毎日になってしまいます。とくに若いうちはこき使われます。技師長などになれば待遇なども大幅に改善されるようですが、50歳を過ぎてからの話のようです。(病院・クリニックで生理検査・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 認定資格が役に立たない。
- 超音波検査士を持っていますが、エコーを担当する機会はありません。これでは認定資格を取得した意味がありません。(病院・クリニックで生理検査・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 病院によって労働環境が全く異なる。
- 仕事の環境や給料が病院によって大きく違います。学校を卒業した後に、どのような病院に就職できるかで、臨床検査技師の一生が決まると言っても過言ではありません。(病院・クリニックで生理検査・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 給料が安い。
- 基本給は安く、残業代もありません。認定資格を取得しても何も評価されないし補助もでません。その割に責任が大きいです。給料が安いにもかかわらず、学会や勉強会へ出席する必要があり、高い経費は全て自腹です。これでは男性は将来、結婚できません。(病院・クリニックで輸血・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 年功序列でがんばっても評価されない。
- 職場は年功序列でがんばっても評価されることはありません。そのせいか、仕事へのモチベーションが低い人が多いと感じています。(病院・クリニックで採血・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 病院内での立場が弱い。
- 病院内での立場が弱いので、頼まれたらNOとは言えません。医師によってはかなり見下してきます。独占業務がないのはつらいですね。検査技師を雑用係と思っている医師も多いと感じています。もうかる業務でないことも影響しているようです。コメディカル職の中では一番、地位が低いと感じています。(病院・クリニックで採血・検体検査を担当する臨床検査技師)
- 好きじゃない業務にまわされる
- 仕事の幅が広いため、興味のない業務の担当を命ぜられる可能性があります。配属は運次第と言えるので、周囲と話す内容が合わない部署に配属になると、退職に直結する気がします。(病院・クリニックで病理検査を担当する臨床検査技師)
- 仕事がつまらない。
- 縁の下の力持ちです。それ以上でもそれ以下でもありません。日々、ひたすらスクリーニングをして結果を報告するだけの毎日で、とにかく仕事が面白くありません。(病院・クリニックで病理検査を担当する臨床検査技師)
- やりがいがない。
- エコーや細胞診断以外はコンビニのアルバイトでもできるような仕事内容です。やりがいは全くありません。(病院・クリニックで生理検査を担当する臨床検査技師)
- 夜勤や残業が多い。
- 臨床検査技師の人数が少ないため、24時間勤務の日が月に数日あります。体力が必要になるため、将来も続けていけるか不安です。(病院・クリニックで生理検査・検体検査業務を担当する臨床検査技師)
- 男性は就職に不利。
- 患者への対応の都合上、男性よりも女性のほうが就職しやすい気がします。(病院・クリニックで検体検査業務を担当する臨床検査技師)
- コミュニケーション力のない人が多い。
- 臨床検査技師は他のコメディカル職に比べ、コミュニケーション力が低い人が多いと思います。コミュニケーション力がないと、病院の中で役に立つことはできません。(病院・クリニックで管理業務を担当する臨床検査技師)
- 仕事が単調。
- 検体検査を担当していますが、とにかく仕事が単調です。(病院・クリニックで検体検査業務を担当する臨床検査技師)
- 正社員の求人が少ない。
- 病院で働きたい人にとっては求人が多いとは言えません。まして、正社員となると高い競争倍率を勝ち抜かないと就職できない状況です。転職には超音波検査の経験があるなど、付加価値が必須となっています。(病院・クリニックで採血・生理検査・検体検査業務を担当する臨床検査技師)
- 検体検査は評価されない。
- 検体検査は周囲からの評価が低く、仕事をしていてもむなしさを感じます。事務職より低いのは理解に苦しみます。中小の病院ではブランチの導入などによってリストラの危機に直面します。(病院・クリニックで検体検査業務を担当する臨床検査技師)
臨床検査センターの臨床検査技師の評判・口コミ
良い点・悪い点ベスト3
臨床検査センターの良い点ベスト3
- 1位
- さまざまな種類の検体検査を経験できる
- 2位
- コツコツとまじめな取り組みが評価される
- 3位
- 給料は悪くない
臨床検査センターの悪い点ベスト3
- 1位
- 検査スキルが身につかない
- 2位
- 仕事が単調
- 3位
- 夜勤や残業が多い
良い点の1位はさまざまな検体検査を目にする機会があることでした。配属部署にも左右されますが、部署によっては珍しい検体に触れることも多く、能力を磨くチャンスもあるようです。2位はコミュニケーション力が低い臨床検査技師にとって、コツコツとまじめにやった業務がきちんと評価されることはうれしいという声があがりました。
悪い点の1位は検査スキルが身につかないことでした。また、仕事が単調という声も多かったです。配属部署によっても異なると思いますが、良い点がなかなか思いつかないという臨床検査技師も何人かいらっしゃいました。臨床検査センターの仕事は、臨床検査技師の適性の有無が問われると言えます。
臨床検査センターの臨床検査技師の評判・口コミ、良い点や悪い点などの一覧
- 珍しい検体を経験できる機会がある。
- 中小の検査センターでは幅広い検体を目にする機会があります。例えば、寄生虫などの通常の病院では目にすることがないような検体も、半年に1回は目にする機会があります。検査結果についての問い合わせも多く、医師に対して的確に返答していく必要もあります。(検査センターで検体検査を担当する臨床検査技師)
- コツコツとまじめに業務に取り組める。
- 1日に何百もの検体を検査する必要があるため、コツコツとした業務が好きな人にとっては向いている仕事だと思います。生理検査業務がない点は助かります。また、作成する報告書類が多いので、事務をする時間が増えると思います。(検査センターで検体検査を担当する臨床検査技師)
- コミュニケーションスキルが低くても良い。
- 私は人と話すことがあまり得意ではありません。現在、担当する業務はほとんど機械と向き合ってする仕事のため、コミュニケーション力を求められる部分が少ないです。時々、問い合わせがありますが、電話で行うことも多いため助かっています。(検査センターで検体検査を担当する臨床検査技師)
- 給料はまあまあもらえる。
- 夜勤や残業が増えるため、結果として給料が多くもらえます。(検査センターで検体検査を担当する臨床検査技師)
- 内定を取得しやすい
- 病院の臨床検査技師と比較して、応募要件の門戸が広く、内定を取得しやすいと思います。地方の臨床検査技師は就職が厳しいので、まずは働かないとだめですもんね。(検査センターで検体検査を担当する臨床検査技師)
- 希望部署に配属される可能性が少ない。
- 多数の部署があり、希望の部署に配属される人はほんの一握りです。(検査センターで検体検査業務を担当する臨床検査技師)
- 夜勤や残業が多い。
- 病院と比較すると夜勤や残業が増えました。業務が単調な上に、残業や夜勤があると精神的にこたえます。今後も続けていけるか不安です。(検査センターで検体検査業務を担当する臨床検査技師)
- 業務が単調。
- とにかく仕事が単調です。流れ作業で一日中、機械に検体を入れるだけです。学校で勉強してきた知識を必要とする場面はありませんでした。スキルもある程度まで身につけると頭打ちになると思います。(検査センターで検体検査業務を担当する臨床検査技師)
- スキルが身につかない。
- 当然ですが臨床を経験することはできません。基本、血液しか材料がないことも多く、珍しい検体があっても、情報が乏しく知識の広がりがありません。結果として、スキルも検査センターのレベルで止まってしまい、なかなかスキルアップができません。(検査センターで検体検査業務を担当する臨床検査技師)
- 視野が狭く偏狭な人間が多い。
- 臨床経験が少ない人が多いので、きちんとしたクレーム対応ができません。「この人、世の中で生きていけるのかな?」と思うような社員がたくさんいると思います。(検査センターで検体検査業務を担当する臨床検査技師)
健診センターの臨床検査技師の評判・口コミ
健診センターの臨床検査技師の評判・口コミ、良い点や悪い点などの一覧
- いろいろな場所に行ける。
- いろいろな場所に行けて、いろいろな人に会えます。おかげでえ視野が広がったと思います。また、公園でご飯を食べることもあり、ピクニックみたいで楽しかったです。(健診センターで健診業務を担当する臨床検査技師)
- 土日に休める。
- 病院と違って土日に休めるのがメリットですね。(健診センターで健診業務を担当する臨床検査技師)
- 給料が増えた。
- 朝が早く、残業も多いです。おかげで給料が増えました。高そうな車を持っている人も多いですよ。(健診センターで健診業務を担当する臨床検査技師)
- 朝が早い。
- 健診バスは朝が早いです。担当する場所が遠いと5~6時の出社の時もあり大変です。残業もあったりするとヘトヘトになります。(健診センターで健診業務を担当する臨床検査技師)
- スキルが身につかない
- 基本的に健康な人が来る上に、詳しい検査をすることがないため臨床検査技師としてのスキルは身につけません。病院と比べると引け目を感じるときもあります。(健診センターで健診業務を担当する臨床検査技師)
治験コーディネーター(CRC)の評判・口コミ
良い点・悪い点ベスト3
CRCの良い点ベスト3
- 1位
- 給料が上がる
- 2位
- 色々な人と話せる
- 3位
- 夜勤がない
CRCの悪い点ベスト3
- 1位
- 検査スキルが身につかない
- 2位
- 精神的に厳しい
- 3位
- 色々な人と話す必要がある
良い点の1位は給料が高くなることでした。前職が契約社員やパートで給料が低い人や、5~10年働いたにも関わらず給料が上がらないことに不満を持つ人などが、CRCへの転職を目指すようです。また、コミュニケーション力を生かせる仕事内容に興味を持つ人も多いようです
悪い点の1位は検査スキルが身につかないことでした。その他にはコミュニケーション力を求められる場面が多い仕事内容に対して、自分の能力不足を感じる方も多いようです。
CRCの評判・口コミ、良い点や悪い点などの一覧
- 土日祝日に休みが取れる。
- 子供の学校が休みの土日祝に仕事があると、子供の顔を見る時間が少なくなります。家庭もやっぱりギクシャクするんです。治験コーディネーター(CRC)は基本的には土日祝日がお休みなので主人や子供とも生活リズムが同じになりました。家庭も以前より落ち着き笑顔が家族全員の笑顔が増えた気がします。(元検査会社の臨床検査技師)
- 夜勤がない。
- 前の検査会社は早番と遅番があり、遅番のときは仕事が終わるのが深夜24時過ぎでした。1年ぐらい早番と遅番を続けていたら病気になってしまい、医者からは体に負担のない仕事を進められました。治験コーディネーター(CRC)の仕事は夜勤がないので、体が楽です。やっぱり夜勤で体に良くないんだなあと感じています。(元検査会社の臨床検査技師)
- 給料が増えた。
- 検査会社はとにかく給与が安いんです。5年働いても昇給幅はすずめの涙。この給与では一人暮らしがいつになっても出来ないと思い、治験コーディネーター(CRC)に転職しました。現在ではようやく人並みの給与になったと感じています。(検査会社の臨床検査技師)
- 給料が良い。
- 病院の検査技師はびっくりするほど給与が少ないんです。5年働いても年収は300万円に届きませんでした。治験コーディネーター(CRC)に転職したときは最初から給与が400万ぐらいあり、こんなにもらっても良いんだろうかとびっくりしましたが、これが世間では普通なんだと今では思っています。(元病院の臨床検査技師)
- 色々な人と話せる。
- 検査会社では毎日、機械の操作をするだけで誰とも話をすることなく一日が過ぎてゆきました。治験コーディネーター(CRC)は色々な方々と一緒に仕事にするので人間らしく働けているかなと感じています。日々が新鮮で、同じラボの中で悶々とすることに比べると飽きません。(元検査会社の臨床検査技師)
- コミュニケーション力が生かせる。
- 病院は頑張っても頑張らなくても、ほとんど評価は同じでした。その結果、チームの中で仕事ができる人とできない人の給与や待遇も差がつくことはありませんでした。頑張りがいがないと言うか・・頑張っても同じだよねえと内心では感じていました。治験コーディネーター(CRC)の仕事はある程度までは成果が目に見えます。そのため、頑張った分だけ評価されるのでやりがいがあります。給与が上がるのも病院よりも早かったと思います。(元病院の臨床検査技師)
- 検査スキルが身につかない。
- 治験コーディネーターは検査業務を行いません。有害事象の有無を調べるため、検査結果を見て異常値を見極めることはあるのですが、検体の測定は病院の臨床検査技師や外注にお願いすることになります。検査会社に在籍していたときのように検査用の機械に触れることはなくなりました。(元検査会社の臨床検査技師)
- 一日中、パソコンとにらめっこ。
- 予想していたよりも事務仕事が多いです。半日以上はパソコンに向かって書類を作成しているような気がします。私はパソコンが得意なので問題ありませんが、パソコンが苦手な年配の治験コーディネーター(CRC)の方はかなり苦労されているようです。(元病院の臨床検査技師)
- 癖のある医者の対応が大変。
- 病院の時もそうでしたが、癖のある医者の対応が大変で辞めたくなるときがあります。苦手な開業医を訪問するときは医者の機嫌を損ねないように非常に気を使います。(元検査会社の臨床検査技師)
- 複数の関係者の利害をコーディネーションするときにストレスがかかる。
- 治験担当医は常に忙しいですし、看護師は協力的ではありませんし、被験者は決まりを全然守ってくれませんし、製薬会社は締め切りのことばかり話します。色々な人の間に入って調整をすることがこんなにも神経を使うとは思ってもいませんでした。ストレスがたまります。(元検査会社の臨床検査技師)
CRA(臨床開発モニター)の評判・口コミ
良い点・悪い点ベスト3
CRAの良い点ベスト3
- 1位
- 給料が上がる
- 2位
- 色々な人と話せる
- 3位
- 全国へ出張できる
CRAの悪い点ベスト3
- 1位
- 検査スキルが身につかない
- 2位
- 残業が多い
- 3位
- 色々な人と話す必要がある
良い点の1位は給料が高くなることでした。前職が契約社員やパートで給料が低い人や、給料が上がらないことに不満を持つ人などが、CRAへの転職を目指すようです。また、臨床検査技師の仕事よりもキャリアップにつながるという声も多いようです。
悪い点の1位は検査スキルが身につかないことでした。他には、英語を覚える必要があるなど仕事についていけるかどうか、自分の能力不足を感じる臨床検査技師も多いようです。
出張が多い点については「全国へ行けるので旅行気分で楽しみ」と肯定的に受け取る臨床検査技師がいる一方で「拘束時間が長くなり残業が増えそう」と否定的に感じる人もおり、意見が分かれました。
CRAの評判・口コミ、良い点や悪い点などの一覧
- 給料が良い。
- 検査会社は給料が安く、昇給も少ないんです。この給与では結婚できるか不安になり思い切ってCRA(臨床開発モニター)に転職しました。現在はCRA5年目ですが年収も700万円近くまで上がり、なんとか幸せな家庭を持つことができました。(検査会社の臨床検査技師)
- 色々な人と話せる
- 検査会社の仕事は機械の操作をすることが主のため、一言も発せずに一日が終わることもありました。CRA(臨床開発モニター)は、医師や治験コーディネーター(CRC)、製薬会社の方など、幅広い方と接することができるので、人間らしく働けているかなと感じています。毎日が新鮮で、人と話すことが好きな私にとってはラボよりもこちらの適正があると感じています。(元検査会社の臨床検査技師)
- 頑張りがきちんと評価される。
- 病院は頑張っても頑張らなくても、ほとんど評価は同じでした。その結果、チームの中で仕事ができる人とできない人の給与や待遇も差がつくことはありませんでした。頑張りがいがないと言うか・・頑張っても同じだよねえと内心では感じていました。CRA(臨床開発モニター)の仕事は、病院や医師の選定、第2相、第3相、承認申請などの区切りがあり、ステップごとに達成感ややりがいがあります。成果も目に見えやすく、頑張った分だけ評価されるのでやりがいがあります。給与が上がるのも病院よりも早かったと思います。(元病院の臨床検査技師)
- 検査スキルが衰える。
- CRA(臨床開発モニター)は検査業務を行いません。有害事象の有無を調べるため、検査結果を見て異常値を見極めることはあるのですが、検体の測定は病院の臨床検査技師や外注にお願いすることになります。検査会社に在籍していたときのように検査用の機械に触れることはなくなりました。(元検査会社の臨床検査技師)
- 土日に電話がかかってくることがある。
- 土日も診療する施設を担当する場合は、休日でも医師やコメディカル、治験コーディネーター(CRC)から携帯電話に問い合わせがあります。休日ぐらいゆっくりと休みたいと思ったこともありました。(元病院の臨床検査技師)